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『チーズはどこへ消えた?』覚えてますか?
ぼくは、20世紀最後の年に発売された『チーズはどこへ消えた?』をワクワクしながら読んだ世代です。
同じく2000年に発売された『金持ち父さん貧乏父さん』も有名ですが、当時は内容にほとんどついていけず、読みづらく感じていたので、読みやすい『チーズはどこへ消えた?』の方が好きでした。
『読んだことは覚えてるけど、内容の細かなところまでは覚えていないなぁ…』
ぼくも、そうです。
少し、おさらいしましょう。
登場するのは、スニッフとスカリーの2匹のネズミと、ヘムとホーの2人の小人。
迷路の中の部屋でチーズを食べて、楽しく暮らしていました。
そんなある日、突然、チーズがなくなってしまう!
さっそく新しいチーズを探しに旅立つ、スニッフとスカリー。
その後を追って、チーズを探しに行くホー。
しかし、ヘムは部屋から動かず、チーズがなくなったことに、腹をたててました。
うっすら思い出してきましたか?
ぼくの記憶力はポンコツのようで、小人が出てきたことも、覚えてませんでした。
『迷路の外には何がある?』は変化するキッカケをくれる
さてさて、そんな『チーズはどこへ消えた?』の続編の『迷路の外には何がある?』では、まったく部屋から動こうとしなかった小人の『ヘム』が主人公です。
意固地になって部屋でじっとしていた『ヘム』。
前作では語られなかった、『ヘム』のその後が、今の時代にマッチしていて、ひと言ひと言に耳が痛く、チクりと胸に刺さります。
置かれた現状を把握して、ネズミの後を追って旅に出た『ホー』に自分を重ねて、『これからスゴいヤツになってやる!』と夢見て、胸おどらせていた19年前。
ふと気がつくと、時代の速さが自分を追い抜き、近ごろはこれからやってくるまだ見ぬ大きな変化に、焦りだけが積み重なっていく今日このごろ。
『ホー』だったはずが、すっかり『ヘム』になってしまった今。
この『迷路の外には何がある?』はひとつの答えをくれます。
まだ『ヘム』の様に迷路に残っている人へのアンサー本です。
認めたくないけど、変化を怖れて、今のままでいる理由を探してるぼくには、ぴったりでした。
余談ですが
『迷路の外には何がある?』に出会ったのは、実はちょうど『チーズはどこへ消えた?』を読み直したいなぁと考えてた時でした。
『まさか続編?!このタイミングで?!』というのが本心でした。
読み始める時は、『読み終わってガッカリしないかな?』と、少し不安というか、良い思い出を汚したくないというか、そんな感じでしたが、読み終わった時の、全身の温度が上がったような、ドキドキした感覚は、19年前と同じで、『良い本に出会ったなぁ』という喜びが増しました。
19年前の自分に、胸を張れる人生にしていきたいですね。
著者の『スペンサー・ジョンソン』さんは、2017年に亡くなられていたようです。
著者の紹介欄で知りましたが、『1分間マネージャー』もスペンサー・ジョンソンさんの作品だったんですね。
『チーズはどこへ消えた?』はもちろんですが、『1分間マネージャー』もスゴく刺激とヒントをもらった作品でした。
ご冥福をお祈りします。
感謝の意を込めて。
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